固定金利型
固定金利型とは、住宅ローンを開始したときから終了するまでの金利がずっと一定であるタイプの返済方法のことを言います。
固定金利型のメリットとしては、借入時に総返済額がわかるという所です。また、金利が低い時期に固定金利型で契約した場合は、どれだけ金利が上がったとしても、金利の影響を受けずに返済をしていけるので、将来に渡って安心です。
特に元利金等返済の場合は毎月の返済金額がずっと一定ということになるので、計画が立てやすいでしょう。
しかし、デメリットも少なからず存在します。上記の逆のバターンで金利が高い時期に固定金利型で契約をした場合には、返済するまで、ずっと高い金利を支払わなければなりません。
こうなってくると、金融情勢が変わったとしても、金利が低くなることはなく、損をする場合があると言うことになります。
住宅ローンの借り換え
住宅ローンの借り換えとは、文字通り住宅ローンを借り換えることです。現在借りているローンを返済するために、他社のローンを新たに借りることで、返済の金額や金利の金額をお得にしようと、利用する人が多くなっています。
むやみに借り換えを使用という人が増えているようなのですが、どうやって借り換えをしたら、お得になるのか、どこに借り換えをしたらお得なのかなどのメリットや目的を明確にして、住宅ローンの借り換えをしっかりと知っておくことが大切です。
借り換えの目的として考えられるのは、金利がお得な所に借り換えることで、金利を減らして、返済額を少なくすることや、返済プランが変動型や短期型で今後の返済に不安が出たときのことを考えて、早めに金利の上昇のリスクを無くすこと、今の月々の返済額が変えたいなどがあげられます。このようなメリットがあれば、誰もが住宅ローンの借り換えを希望するでしょう。
住宅ローン借り換えのメリット
住宅ローン借り換えのメリットは金利が安い住宅ローンに借り換えることによって返済額の合計を抑えることができることです。
住宅ローンを借り換えて金利が1%下がるとして、ローンの借り換えにかかるコストを考えてみても、借り換えをする方が特になります。
また、借り換えは繰越返済と比べると返済期間が長く、残りの返済期間が30年以上のものもあるので、年数が長くなれば金利のメリットはさらに大きくなります。
借り換えをするときに考えなければいけないのは、借り換えにかかるコストとして保証料金がありますが、最近では、保証料がゼロの会社もいくつかあるので、その会社に借り換えればさらにお得になるので魅力的です。自分の状況に応じて、借り換えがメリットになるようにしていきましょう。
そして、一時的に家計が苦しくなった場合にも、住宅ローンの借り換えはお得になります。金利が低い住宅ローンに換える事によって、月々の返済金額を減らすことが出来れば、一時的にでも、家計は安定します。
住宅ローン借り換えのデメリット
住宅ローンの借り換えをする上で、メリットの方が多いのは事実ですが、しっかりと注意して選ばないとデメリットになってしまうことはいくつかあります。住宅ローンの借り換えをするということは、更に新しいローンを組むのと同じことなので、手続きには当然、それぞれの費用がかかることになります。
住宅ローンを借りるときに作成される金銭消費貸借契約書があるのはご存知だと思いますが、借り換え時にもこの金銭消費貸借契約書が作成されるので、これに貼る印紙代や登記の費用、手続き時に支払う事務取り扱い手数料などの費用がかかることになってきます。
また、保証料がかかる金融機構で借り換えをする場合には、印紙代や登記の費用、手数料を含めて60万円から70万円の費用がかかる場合があるので、せっかく、借り換えて月々の返済は楽になったけど、蓋を開けてみたら、損をしていたなんてことにならないようにしましょう。