タワーマンション①

この15年ほどで東京都内を中心に大型のタワーマンションが非常に数多く建設されています。東京都内では湾岸地域を中心に、新宿や六本木、渋谷などの中心エリアでも非常に数多くのタワーマンションが建設されており、その数はすでに100件を超えています。

またタワーマンション建設の傾向は東京都内だけでなく、神奈川(横浜や川崎)、埼玉、千葉、大阪、名古屋、福岡、札幌など大都市部でも近年タワーマンションの建設が進んでおります。
ではタワーマンションというのはどういったマンションのことを指すのか皆さんはご存じでしょうか? 実はタワーマンションには「この条件だけは絶対に満たしておかないといけない」といった法的な定義はありません。

ただし、建築基準法では建物の高さについての基準が設けられており、そのうち高さ60m以上の建築物を「超高層建築物」とするケースが多いです(建築基準法20条1項一号)。
60mを階数であらわすと約20階となるため、20階以上の住居用の超高層マンションをタワーマンションと呼ぶことが一般的になっています。

ちなみに日本で初めてのタワーマンションは実は埼玉県の「与野ハウス」でして、1976年に高さ66mの21階建てとして建設されました。
現在若い夫婦だけでなく、シニア層や外国人などにもタワーマンションは人気があり、建設されるとほとんど物件がすぐに完売御礼になるケースが多いです。

ではタワーマンションに住むにあたってどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか? 次のページからタワーマンションのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

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