住宅ローンの事前審査
住宅を購入するにあたって誰もが住宅ローンを利用すると思いますが、やっぱり気になるのが融資を受けるにあたって審査に通るかどうかと言うことだと思います。
最近では、ほとんどの金融機構で住宅ローンの事前審査制度を導入しています。今までの審査の方法だとローンの融資が受けられるかどうかの不安を解消するのに時間がかかっていましたが、事前審査は安心。先に審査が受けられるようになったことで、いろいろな金融機構の比較が出来るようになりメリットがいっぱいです。
また、仮審査の結果は原則として3日以内に連絡が来るため、いつまでも待たなければいけないというような不安もありません。さらに、まだまだ、魅力的な事前審査。手数料無料というところが、最もうれしい所だと思います。
住宅ローンの審査
一般的に、住宅ローンとはいっても、普通の借金のあまり変わりはなく、審査も同じように行なわれます。住宅ローンの審査でも、キャッシングの審査でも、同じように一番重要になってくるのは、個人の返済能力の部分です。
ですから、定職についていなかったり、未成年であったりと言う人はもちろん融資を受けることは出来ません。
審査では、借りた金額を毎月しっかり返していけるかという所を見られるわけですから、当たり前のことでしょう。安定した収入が、毎月あれば、よっぽどのことがない限り、審査に通るので借り入れはできます。
しかし、ここでポイントなのが「よっぽどのことがない限り」というところです。住宅ローンの審査もクレジットカードの審査も、審査の時には個人情報を調べられます。
もし、約5年以内にクレジットカードや他のローンの返済を延滞しているということになると個人信用情報機構に情報が届き、ブラックリストに載って可能性があるので、ローンを組むことが出来ません。
住宅ローン控除制度
住宅ローン控除制度は、住宅ローンを使って住宅を購入したとき、または、新築をしたときに、 給与や賞与から引かれた税金の一部を戻してくれるという制度のことを言います。
もちろん、いろいろな条件があるので、条件を満たしていない場合には、住宅ローンの控除を受けることが出来ませんが、一定の条件を満たすことで、住民税や所得税が減税されるので、とても、うれしい制度だということは、間違いありません。
条件には、対象となる住宅等の範囲の条件や対象となる借入金の範囲の条件などの条件がたくさんあります。新築購入時、中古購入時、増改築時などで条件は、異なりますし、計算の方法も住宅の金額によって変わります。
変動金利型
変動金利型とは、住宅ローンの返済金利のタイプの1つで、金融情勢の変化に合わせて、返済中でも勝手に金利が変化するタイプのものです。
特徴としては、半年に一度金利が変化すること、返済額が5年ごとに毎回見直されることなどがあります。この特徴を考えた上で、変動金利型のメリットについて考えると、メリットは契約時より金利が下がった場合に出てきます。
高い金利の時期に契約をした場合には金利に低下に合わせて勝手に返済額が見直されるので、その分お得ですし、5年ごとの見直しの時期に金利が下がっていれば、次からの返済金額が減ることになります。
しかし、変動金利型はデメリットの方が多く金利が高いときの契約の場合にしかあまりメリットを得ることができません。デメリットとしては、契約時に総返済額がわからないので、不安であることや、低い金利のときに契約をした場合は金利の変化に合わせて金利の上昇と一緒に返済額が毎月増えることなどがあります。