立地条件
不動産投資物件において購入価格についで重要なポイントが「立地条件」です。
当然ですが物件には人が入らないと収益にはつながりませんので、立地条件のよくない物件は収益を上げるのに苦労します。
ではこの「立地条件」というのはどういう項目が良い立地としてあてはまるのでしょうか。
まず大前提として「都市部」と「地方都市」ではこの立地条件で重要視されるポイントが大きく異なります。
■都市部(大都市部)の好立地条件
都市部(大都市部)で好まれる条件としてはやはり駅近があげられます。電車やバス、タクシーなど交通網が発達している都心エリアでは必然的に駅の近くにお店や施設なども集まっており、物件を探している人も基本的には駅から近い(徒歩5分以内くらい)事を条件にあげる人も多くいます。
というのも都心エリアでは基本的に移動手段が電車やバスであるため、最寄り駅や最寄りのバス停などから近い方がこのまれます。但し必ずしも駅が近ければいいという訳ではなく、夜道が暗い、坂が多い、踏切が多い、店が少ない等駅によって条件は様々ですので、いくら都心の駅近物件だとしても周辺環境はしっかりと調査する必要があります。
■地方都市の好立地条件
大都市と違って地方都市では電車やバスなどの交通網が未発達の為、人が移動する手段として最も多く用いられているのが「自動車」です。旅行や仕事で地方を訪れた事のある人、あるいは地方都市出身の人なら誰もがわかると思いますが、電車やバスの本数が都心と比べて極端に少ないですよね。
つまり電車やバスを利用する人が少ないため、主要駅以外の駅前というのはあまり栄えていないという処が多く、逆に自動車交通量の多い幹線道路沿いの方が賑わっていますよね。
よって地方都市で必要な条件となってくるのが「駐車場の有無」になります。特に物件の敷地内に駐車場があるかどうか、あるいは最悪無くても近隣(徒歩3分以内)に駐車場があるかどうかがとても大切なポイントになります。
駐車場のスペースも広いに越したことはありません。基本的に運転になれている人が多いとはいえ駐車が不得意な人もいたり、また大きなサイズの車に乗る人も多いため、駐車スペースの広さも大切になります。
以上のように都心エリアと地方都市ででは物件にもとめる条件が異なってきますので、注意して購入してください。